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小説の書き方(素人)

実践編

舞台設定を明示する

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 はじめての人にありがちなのが、頭の中ではイメージ出来ているけどそれを文章でどう表現したらいいかわからない事だと思います。
 小説も突き詰めれば情報伝達なので、相手に伝わらないと意味がないです。
 まずはプロットに書いた、場所・時間・登場人物は誰がいるのかそれらしく明示しましょう。
 以下は参考例です。

 寛永十九年の春、砂けむりをあげて東海道をおし下ってゆく異様な大行列が、沿道の人びとの目を見はらせた。
 総勢は百人以上にのぼるであろうか。大部分は長槍を空にたてつらねた足軽だが、馬に乗っている武士が七人ある。その七騎は、先頭から後尾近くまでほぼ同じ間隔を置いていたが、そのあいだに歩かされている人間たちをのぞきこんで、人びとはぎょっとした。
『柳生忍法帳・上 作:山田風太郎より』

 ……西暦二八〇一年、太陽系第三惑星地球からアルデバラン系第二惑星テオリアに政治的統一の中枢を遷し、銀河連邦の成立を宣言した人類は、同年を宇宙歴一年と改元し、銀河系の深奥部と辺境部に向かって飽くなき膨張を開始した。西暦二七〇〇年代のいちじるしい特徴である戦乱と無秩序とが、外的世界への人類の発展を停滞させた後であるだけに、そのほとばしるエネルギーはいっそう、爆発的であった。
『銀河英雄伝説 作:田中芳樹より』

 どちらも三人称視点の小説ですが時代背景から描写しています。
 とくに柳生忍法帳の方は、時代・季節・場所がわかりやすく明示されているのがわかると思います。

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